
甘草の効能がアシュラン化粧品の最大の特徴なのか?
アシュラン化粧品の成分を調べてみて、中でもグリチルリチン酸2K(ジカリウム)への注目が高いことが解りました。
そこで、これらの原料になっている植物「甘草」とはどのようなものか?その効能などを調べてみました。
甘草とは豆科の多年草。
18種類あり、漢方薬としての効能が古くから認められており、根を乾燥させたものを生薬として用いられている。
日本では甘草のみの漢方薬「甘草湯」という処方もあり(漢方で生薬を単独で使うのはまれ)、喉の痛みや咳を鎮める効能があるとされています。
グリチルリチンは肝機能障害、アレルギーに有効であるとされ、内服薬あるいは輸液に製剤化されています。
グリチルリチンを加水分解して得たグリチルレチンは、その消炎作用から目薬としても用いられています。
そして、消炎作用や美白の効果を持ち、アシュラン化粧品の他にも多くの化粧品に配合されている、とてもポピュラーな植物なのです。
その他にもエキスは甘味料として用いられたりもしています。
…確かに甘草無くしてアシュランの美白は語れないとも思いますが、これだけでは使用している化粧品は限りないようです。
他にも、アシュランにはオウゴンエキスやカミツレエキス、ローズ水などのハーブが配合されています。
例えばオウゴンエキス(コガネバナエキス)は、コガネバナの根である黄芩(オウゴン)から抽出し て得られるエキスで抗炎症作用・抗アレルギー作用・チロシナーゼ阻害作用・抗菌 作用・収れん作用・紫外線吸収作用・フリーラジカル消去作用があるそうです。
甘草単品がどう…というよりも、そういう他のハーブの効能もうまく配合し、総合的な効果がアシュランの化粧品の特徴なのかもしれませんね。